こんばんは、ぶたパパです。
前回は抱っこ紐を紹介したので、今回はそのつながりで「ヒップシート」を紹介したいと思います。
ヒップシート
「抱っこ紐」は聞いたことがあっても「ヒップシート」を聞いたことがない方も居るかもしれません。
ヒップシートとは、ウエストポートのように腹部に巻く形で装着し、台座で子どもを乗せることができるアイテムです。
ヒップシートには、ウェストポーチのような形状の単体タイプと、抱っこ紐のような形状のキャリアタイプがあります。
単体タイプは、子どもを一時的に抱っこする際に利用します。普通の抱っこだと腕が痛くなってきますが、ヒップシートだと体重を分散させることができるので、楽になります。また子どもを乗せたり・下ろしたりが簡単なのもよい点です。
子どもが歩き回るようになると、単体タイプで十分と思います!
ただ、単体タイプでは、少なくても片手は子どもを支えるために塞がってしまう点には注意が必要です。
一方、キャリアタイプは抱っこ紐と同じような形状なので、肩のハーネスと腰ベルトで子どもの体重を支えることになります。このため単体タイプのヒップシートより負荷が分散され、長い時間使うことができます。
抱っこ紐の代わりに使うならキャリアタイプが便利!
なおヒップシートは基本的には腰がすわってくる6か月ごろから使えるようです。ものによってはもっと低い月齢から使えるようなので、お子さんが小さい場合は対象月齢をよく見て選びましょう。
ケラッタ ヒップシート
ぶたパパが購入したヒップシートは「ケラッタ ヒップシート」という製品です。この製品は「単体タイプ」「折りたたみタイプ」「メッシュタイプ」「カバーありタイプ」の4タイプがありますが、私が購入したのは「カバーありタイプ(4Wayタイプ)」になります。
私が2020年に購入した時には3,580円だったのですが、この記事作成時点では少し値上がりして3,880円(楽天での価格)になっていました。
値段が変わっただけでなく、機能もアップしているようです!
なおヒップシートだけの単体サイズだと2,880円と1,000円安くなります。
すでに抱っこ紐をお持ちの方や、お子さんがよく歩くので抱っこするのはときどきという方にはこちらの方が良いかもしれません。
実際に使ってみた
このヒップシートを入手するまで、アップリカの抱っこ紐を使っていました。
それとの違いを交えつつ実際に使った様子を紹介したいと思います。
抱っこ紐スタイル
抱っこ紐スタイルはこんな感じです。
普通の抱っこ紐との違いは、腰ベルトのおなか側の部分が台座になっているところだけです。
ところがこの違いが使い勝手の大きな差になるのです!
装着するときは、まず腰のベルトをしっかりと止めます。腰のベルトはマジックテープで止めてから、バックルを固定し、さらにひもを引っ張ってしっかりと締めます。
このとき、座面を背中側にしてマジックテープで固定→バックルを留める→くるっと回して座面をお腹側に持ってくる→ひもを引っ張って締め付ける、という手順だとしっかり取り付けられます。
うれしいのは、腰ベルトの長さの調整が簡単なことです!
あとは座面に子どもを座らせて、肩紐をかければOKです。
ヒップシートなので子どもを安定して座らせることができるので、普通の抱っこ紐より装着はかなり楽です!
ちなみに肩紐同士をつなげるハーネス+バックルが背中側にあります。安定して装着するためにはこの背中側のバックル留めておきましょう。
ぶたパパの場合は最初に背中側のバックルを留めておいて、肩紐をかけるときにハーネス+バックルをくぐるようにしています。
装着してしまえば使い勝手は普通の抱っこ紐と同じですが、ヒップシートがある分、重さ(負荷)が分散されるようで、楽な気がします。
ただ10kgを超えてくると、長時間の利用は腰が痛くなります・・・
単体スタイル
子どもが歩き始めるようになると活用するのが「単体スタイル」です。
子どもを後ろ向きに(向かい合って)乗せる方がバランスが良いのですが、前向きに乗せることが可能です。
前向きに乗せると、子どもは前が見るのが楽しいようで、単体スタイルではほとんど前向きで利用しています。
ぶたパパがヒップシートをつけているときは、子トドちゃんはおしりを向けてぶたパパの前に立ち、ヒップシートに乗せるように無言で要求してきます。
動物園や水族館のように
- 「歩く」「抱っこ」を繰り返す状況
- 高い視点で見せてあげたい状況
にこの単体スタイルがとくに便利です。
ぶたパパは動物園・水族館に行くときは、必ずヒップシートを持って行くようにしています!
ただ、台座部分が大きいため、持ち運ぶのが少々面倒です。ぶたパパの場合はカバンに入れるのは諦めて、つけっぱなしにして移動しています。
2020年モデルと2022年モデルの違い
ぶたパパがこのヒップシートを購入したのは2020年の8月です。
この記事を書くためにケラッタのヒップシートの販売ページを見てみると、いろいろ改良されていることがわかりました。
気づいた点を簡単に紹介します。
2022年モデルの方が便利そう!
新しく購入する方がうらやましい!!
台座部分に荷物を収納ができる
2020年モデルは台座部分のチャックを開けると、発泡スチロールが出てきます。
この発泡スチロールは台座の形をしていて、ヒップシートの台座部分にぴったりと収まっています。
つまり2020年モデルでは台座部分に荷物は収納できないのです。
一方、2022年モデルでは台座部分がウエストポーチのように荷物を入れられるように改良されているのです!
では台座部分の中身はどうなっているかというと、プラスチック製に変わっています。
プラスチックに変わったことによって台座部分にスペースができるようになったようです。
子どもと出かけるときには荷物が多くなりがちだし、これは助かる!
ウエスト部分に収納ポケットができた
収納関連でいうと、2022年モデルではウェスト部分にポケットが付きました。
写真を見る限りそれほど大きなスペースではないようですが、ポケットティッシュやハンドタイルを収納するのに便利そうです。チャックも付いているので、鍵などを入れておくのも良さそうです。
前述の台座部分の収納スペースにプラスしてものが入れられるのは、うれしい工夫です。
台座に滑り止め加工が付いた
2020年モデルの台座部分には滑り止め等ついておらず、他の部分と同じ生地でできています。
このため、ヒップシート単体で使う場合は、乗せている子どもが滑ってしまうことがあります。とくに前向き乗せる場合は滑りやすいです。
ぶたパパは前向きに乗せるときは、片手で上から台座の中央前方部分をつかむことで、子どもの股が引っかかり、ずり落ちないようにしています。
ただこれだと手が塞がってしまい、イマイチと感じていました。
一方、2022年モデルでは台座部分には滑り止め加工が追加されています。
実際に触ったわけではないので、滑り止め加工がどの程度効果があるかは確認できていません。しかし、少なくても2020年モデルよりは滑りにくくなっているはずです。
カバーが取り外せるようになった
このヒップシートを抱っこ紐スタイルで利用する際に、子どもの胸にあたる部分は「カバーあり」と「メッシュ」の状態を切り替えることができます
普段はカバーありの状態で使います。
そして、暑いときには通気性の良いメッシュ状態にできます。
2020年モデルはこの写真の通りメッシュ状態にしても、カバーは取り外すことができず、プラプラしている状態になります。
一方、2022年モデルではカバーが取り外せるように進化しています。
プラプラしていても通気性はそれなりにありそうなのですが、やっぱり全壊になった方が通気性は良いはずです。
まとめ
ケラッタ ヒップシートは抱っこ紐スタイルでも使える便利なヒップシートです。
総合評価は
です。
抱っこの頻度が少なくなっても、水族館や動物園などの移動が多いスポットに行くときには大活躍です。
また、抱っこ紐スタイルの時は子どもをヒップシート部分の座らせてから装着できるので、かなり装着が楽になります。抱っこ紐を装着するのが苦手な方にも試して欲しい製品です。
ちなみに、評価を0.5マイナスしたのは、2022年モデルとの差があるからです。2022年モデルだったら★5かもしれません。
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